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  • 1週間でビーチも文化も欲張りたいヨーロッパ旅なら

    1週間でビーチも文化も欲張りたいヨーロッパ旅なら

    私が旅好きであることを知っている友人知人から、「どこがおすすめ?」という質問をよく受けます。

    今回は、「アクティブに街歩きもしたいけどのんびりもできる街ってある?」という質問への回答を。

    「アクティブに街歩きもしたいけどのんびりできる時間もほしい、でも…」

    先日、ヨーロッパ旅行の相談を受けました。

    「会社の夏休みをつかってヨーロッパに行こうと思ってるの。私は世界遺産とか好きだしせっかくならお買い物もしたいしシティ好きなんだけど、彼がシティだけだと疲れるんじゃない?って言ってて……。たしかに帰ってきたらすぐ仕事だし、私もリゾートな感じがあればベストかなーとは思ってはいるんだけど、シティとリゾートの2都市を移動するのも結構大変じゃない?どうしたらいいと思う?」

    この気持ち、とてもとてもわかる……!私もまさにこのシチュエーションだらけ(というか毎回そう!)。

    友人も私も会社員なので、1年に何度も長期で休むことはなかなかままならないのが現状。特にヨーロッパは、ここ数年では1年に1回、2週間弱行くのがやっとです。

    なので、その1年でわずか1回だけのチャンスを最大限に活用するために、

    ・せっかく行くなら2か国以上
    ・シティだけでもなくビーチだけでもなく、いろんな顔を垣間見たい

    というよくばりな気持ちが常にあります。

    どちらもよくばれる方法がある

    そんなよくばりな前提で計画している最近のヨーロッパ旅を振り返ってみると、ある共通点に気づきました。

    それは、世界遺産もビーチも両方を楽しめる街を選んでいること。

    歴史や文化を感じつつビーチでのんびりリラックスできる街、結構レアなんです。日本国内で考えてみても、パッと浮かぶのは沖縄ぐらい。

    2か国周るにしても、1つの場所でシティ感もリゾート感も味わえるとその分都市数が減り、1か所で過ごせる時間を長くとることができます。

    なので私の回答としては、長く休めないなかで「アクティブに街歩きもしたいけどのんびりできる時間もほしい」という時の正解は、街歩きもビーチも楽しめる“一石二鳥”な行き先を選ぶこと。

    「限られた休みの間に文化を感じる街も楽しみたいしビーチでのんびりもしたい、でも移動が多いと疲れるんだよなー」という思いに応えてくれた街をまとめました。

    【When】どの時期?
    【Where】見どころはどこ?
    【Who】だれと行くのに向いてる?
    【What】何する?
    【How】どうやって行く?
    【Why】この街を選ぶ決め手は?

    の項目別になっています。


    ドブロヴニク(クロアチア)

    リアル『魔女の宅急便』!!!この画を見たかった……。
    赤茶色の屋根が連なる街はヨーロッパにわりとあるのですが、この海とセットの構図はほかにないんじゃないかなと思う。

    このオレンジと紺碧のコントラスト…!城壁の上から、山頂から、ビーチから、どこから見ても完璧な調和。コンビニもファーストフードもない旧市街、なのに飽きない不思議。

    【When】

    5月末でもノースリーブで暑いぐらい。7〜8月は混雑必至なので、5〜6・9月の夏気候で空いてる時期がおすすめ。

    【Where】

    宿泊はぜひ旧市街に。ホテルはほとんどないのでAirbnbでどうぞ。倒壊後に再現されたとは思えない中世感。

    【Who】

    素朴な街をゆったり楽しめる間柄の人と。旧市街には朝までやっているお店やコンビニはなく、城壁と海だけでも同じペースで散策できる人とがよい。

    【What】

    旧市街をぐるっと周る城塞歩きとかエメラルドグリーンから紺碧にグラデーションしてる海を望むビーチとかロープウェーとか。

    【How】

    日本からだとどうしてもフライトが少なくて高いので、ハブ都市と組み合わせてヨーロッパ内はLCCで移動するのが良いかと。

    【Why】

    なんといってもキキが降り立った街。実際には複数の街がモデルになっているのですが、それでもリアルファンタジーはため息もの。高さ5mほどの壁に囲まれた小さな旧市街、城壁の上をわずか1時間ほどで一周できてしまうほど小さく、いわゆる観光名所は宮殿と修道院と薬局ぐらいなので、空気を楽しむ場所。


    マルタ

    ずるい。圧倒的なかっこよさと圧倒的な透明感とを兼ね備えている。人を寄せ付けないように設計されたヴァレッタ、船から見るとその存在感が圧巻。いざ歩くとアップダウンが激しすぎて日常生活が心配になるぐらい。

    日帰りできるコミノ島のこの海の色は、他で見たことのない色だった。

    あと絶対にムディーナへ!!!
    5mは優にあろうかという石壁に囲まれた街で、そのせいなのか街自体が不思議な静寂に包まれています。あんな街は今までどこにもなかったな…。

    【When】

    GWでも日差しは夏。でも風は涼やか、海はまだ水風呂並み。6月下旬か9月上旬がベストな気がする。

    【Where】

    滞在は、ローカル感があるスリーマ、高級ホテルが並ぶセントジュアリアン、世界遺産ヴァレッタ、行き来しやすいので好みで。私はヴァレッタを外から眺めていたくて素に触れたくてスリーマに。ゴゾ島やムディーナへの日帰りトリップはどこからでも。

    【Who】

    街歩きも日帰りも体力要るので探検を楽しめる人と。

    【What】

    かつての首都ムディーナが最も衝撃だった。あんな街を他に知らない。ノー知識で軽い気持ちでぜひ。

    【How】

    中東系エアラインで近く安く行けるようになりました。ローマからの直行便が1日10便ぐらい飛んでて便利。

    【Why】

    これ以上ないぐらい強そうな世界遺産と、可憐な海と、猫と。ヨーロッパとイスラムとのメルト具合で二度おいしい感じ。


    バルセロナ(スペイン)

    バルセロナは、すべてが絶妙。シティとビーチのセット感・距離感が、ちょっと他にはない。碁盤の目で理路整然とした街並みにガウディの建築がなじんでいるって、ちょっと考えるとすごすぎる。異次元。そして色が生き生きしている。

    実用とときめきの究極を行ってる街(だから好きは必然)。裏路地のバルをはしごしてサングリアを飲みながら酔いどれるのが最高。

    【When】

    6月か9月が気候最高!カラッとしていて抜ける風が爽快。GWでも日差しは強く、

    【Where】

    観光拠点としてはカタルーニャ広場やグラシア通りそばが便利。カサミラとカサバトリョに朝も昼も夜も見とれられる特権が手に入ります。

    【Who】

    ロマンチックさもポップさもある懐の深さなので、よくばりな人とよくばりに楽しんでほしい。芸術と食に興味ある人とぜひ。

    【What】

    ガウディ巡りだけでも3日じゃ足りない!入ったら最後、数時間経ってる…。市場、ビーチ、バル、ZARAなどファッションも。

    【How】

    リーズナブルなのは中東系。カタール航空快適。ヨーロッパ系ならフィンエアーが早くてコスパ◎(機内ムーミン!)。

    【Why】

    なんというか行かない理由がない街。人生で一度は行かないともったいないとさえ思う。空が広くて海が徒歩で行けて、100年以上前の建物が残ってて、風と太陽を感じる街。自然と街とのこれ以上の調和はないんじゃないかとすら。


    リスボン(ポルトガル)

    黄色のケーブルカー、坂道、パステルカラーの家々、はためく洗濯物、石畳…と、個人的好きが一番詰まった旧市街!私は好きすぎて2週間離れられなかった。

    日本から最も遠いヨーロッパだけど、路面電車やカステラやエッグタルトなどおなじみのものがあって初めてでもどこか懐かしさを感じるノスタルジックな街。旧市街は首都とは思えないのどかさ。個性豊かでのびのびした街。

    【When】

    初夏6月か晩夏9月末がベスト。日差しは夏で、風は秋。ヨーロッパのなかで気候が安定していて物価もリーズナブルなため、ヨーロッパ内でも大人気のリスボン、夏はバカンスシーズンでより一層混雑が激しい。

    【Where】

    旧市街ぐるぐると、ベレンの塔やシントラの世界遺産の建築と、電車で30分ぐらいで行けるロイヤルリゾート・エストリルやカスカイスなどのビーチと、コンパクトにいろいろ周れるのが良さ。

    【Who】

    建物すれすれに通る路面電車や青空に映える洗濯物など、日常のささいなひとコマに楽しめるとすべてに興奮しきりな旅に。

    【What】

    小さな首都の住人気分で過ごす。目的を決めずケーブルカーに乗り、エッグタルトやシーフードを食べて、夜はファドを聴く。

    【How】

    直行便がないので、ヨーロッパ系か中東系エアラインで。

    【Why】

    スペインもイタリアもいろんな街へ行ってきたけど、リスボンはスペインともイタリアとも似ていない、独特の文化がある。歴史と生活感が一体化している街。まるで海かのようなテージョ川に面し、坂道、高台、路面電車、エッグタルト、シーフードが充実したポルトガル料理と、ここにしかない景色と文化がたくさん。

    番外編

    今はまだ世界遺産ではないけれど、近い将来世界遺産になる日も来そうな有望株を。

    サントリーニ島(ギリシャ)

    とにかくもう!ひたすらに!かわいい。真っ白の石畳と真っ白の壁がどこまでも続く街。こんな可憐な街が今も残っているのがすごい。

    白と青の島は、どこもシャッター切る手が止まらない。紺碧の海とのコントラストが完璧すぎる。美とはこのこと。地図は見ずにとにかくひたすらに歩き回るのが楽しい。

    【When】

    6月〜7月前半まで(その後はバカンスシーズンとなり料金も高騰&激混み)が時期的にも旅費的にもベストシーズン。ちなみに11〜3月はクローズするホテルや店舗多し。

    【Where】

    当てともなく島まるごとぐるぐるすべし。高級リゾートがたくさんあるけど、私が泊まったのはイアの先端、夕日フォトで必ず映るリゾート。たどり着くまで遠いけど隔世感あって小規模で満足。

    【Who】

    恋人とどうぞ。恋人がムードに浸るための島です。

    【What】

    入り組んだ街を彷徨うだけで楽しい。写真とプールとビーチで1日があっという間。フォトセッションを依頼するのも思い出に。

    【How】

    私はアテネから飛行機で行ったけど、本当は船で行きたかった。白い島が迫る様子を時間をかけて見て味わい尽くしたい。

    【Why】

    ここにしかない景色。真っ白すぎてまぶしい世界に、紺碧のエーゲ海がどこまでも広がっている様子は圧巻。離島だから最先端のものは無くて、それがおとぎたらしめている。


    カプリ島(イタリア)

    なんか“夢の世界だ”って思った。

    青の洞窟は、想像よりもはるかに青くてはるかに神秘的で、それが人の手が一切加わってない100%自然の産物ということが信じられなかった。青の洞窟の中で波に揺られた数分は、一生忘れないと思う。

    【When】

    夏シーズンはどの月もおしなべてぎゅうぎゅう。予約しないとナポリからカプリ島へ渡るボートにも乗れないかも。覚悟して行くしかない。でも6〜8月は入場率80%超と年間でも高め。

    【Where】

    青の洞窟、島に着くまでその日洞窟に行けるのかわからないので運試しになるけど、入れなかった時のためにトライできる数日をバッファとして持っておいてほしい…。

    【Who】

    本当に行きたい人と!わざわざ行っても入れない可能性も多分にあるので、それでも粘ったり諦めたりできる感覚のある人。

    【What】

    青の洞窟の島だけど、ピンクな街も可愛くて、ここで寝起きしたいって思わずにいられない。

    【How】

    ナポリから水中翼船で45分ほど。観光客の多い夏は事前の予約必須。酔い止めも忘れずに。

    【Why】

    幅2mの先に広がる青の世界。行った人だけの景色とはこのこと。言葉を失うし、写真を撮るのももどかしいぐらい、青を目に焼きつけるので精いっぱい。限られたわずか数分の体験だし、自分で好きなようにまわったりもできないし、島に着くまで洞窟に入れるかもわからないしで、日本からはるばる訪れる価値があるのかなと思うかもしれませんが、私はまちがいなく一生忘れられない体験になった。


    よくばりなヨーロッパ旅の醍醐味

    どの街も、その街らしい街並みと海辺という抜け感とが揃っていて、好きになるなという方がむずかしい街です。

    どこも6月だとまだ海の水温が低くてひやっとするので、9月の方がおすすめです(海水温は2か月前の気温になるそうで、9月の方が海に入りやすい)。

  • さくっと東南アジアなら

    さくっと東南アジアなら

    旅勝手のよい東南アジア

    「すこし仕事が落ち着きそうだからさくっと、でもがつっと気分変えたいな」と思った時の旅先で候補に挙がりやすいのが東南アジア。

    距離的にもコスト的にも、韓国や台湾ほど身近すぎず、ヨーロッパやアメリカほど気合いは要らず、ちょうどいい旅先です。

    36か国訪れてきたなかでも東南アジアは好きで、タイやベトナムを筆頭に定期的に行きたくてたまらなくなります。

    ひとり旅、恋人と、女子と、グループで行ったことがあり、そのスタイルもバックパッカーからコスパ重視、ラグジュアリーまでさまざま。

    観光、グルメ、のんびり、ホテルステイなど目的も都度異なっていて、スタイルや目的を組み合わせると何十パターンにものぼります。

    「さくっと行くならどこがおすすめ?」

    よく聞かれるのが「3泊とか4日間ぐらいでさくっと盗難アジア行くならどこがおすすめ?」という質問。

    その都度、質問者の海外経験値や「なんでアジア?」「なんで旅行したいの?」を聞いてからおすすめ。毎回回答に一貫性があり汎用性があると思ったので、ここに残しておきます。

    「数時間で行けるフライト時間の短さと海外感の強さから漠然と東南アジアかなと思うものの、具体的な都市ごとの特徴まではわからないなー」という人向けです。

    都市ごとの特徴をざっくり把握する入口になれば……!

    さくっと、を実現するために

    「さくっと」を求めるなら、まず必須条件に挙げるのが直行便。

    たとえばバリ島は直行便だと片道およそ7.5時間(往路)。直行便がフルサービスキャリア1社のみ(ガルーダインドネシア航空)、LCCも撤退し2019年7月現在は飛んでいないため、乗継ぎ便を利用する人も多い都市です。

    私も基本の考えは時間と手間と料金の総合的なコストパフォーマンスがベースなので、乗継ぎ便ももちろん利用しますが、アジアなら直行便一択。

    今回のテーマ「さくっと東南アジア」を考えると、直行便で行ける都市から旅先を選ぶのが賢明です。

    乗継ぎはフライト遅延で到着できなかったり預け荷物が行方不明になるロストバゲージだったりとリスクが高くなるのは事実なので、時間とリスクとを総合的に考えると直行便が飛んでいる都市を候補にするのがベスト。

    直行便が飛んでいる都市は?

    東南アジアで直行便が飛んでいる都市は12都市あります。今回は私が訪れたことがある8都市についてまとめていきます。

    気分別・目的別の向き不向きと乾季や雨季などのシーズンがわりとはっきりしているので、「さくっとXXならここ」「X月ならここ」を探すヒントになれば。

    タイ・バンコク(シティ)

    【グルメ】◎

    タイ料理も多国籍も、高級もB級も、なんでもおいしい。辛い料理が多い。ココナッツやパクチーなど癖が強い食材がわりと何にでも入っているので、苦手だとつらいかも…。もちろん辛くない料理もあります。あらゆるデパートやショッピングセンターにフードコートがあるので、気軽にいつでもごはんができる。

    【ショッピング】◎

    ハイブランドが入るデパートも屋台が並ぶ巨大マーケットもある。最近はタイ人デザイナーのブランドも活況とのことで、ショッピングセンター「サイアムディスカバリー」などで出会えます。短期間でのショッピングなら、サイアム系かセントラル系のデパートが便利。

    【スパ】◎

    ラグジュアリーホテルスパから1時間500円のフットマッサージまで。タイ発の高級ブランド「パンピューリ」「THANN」「HARN」のスパがタイならではなので断然おすすめ。

    【物価】◎

    コンビニでは東京の2分の1から3分の1。
    ホテルも1人1泊1万円で5つ星に泊まれてコスパ良し。
    高級レストランは日本とおなじぐらいするところも。

    【人懐っこさ】◎

    「怒るのは恥」という文化らしくおだやか。人に癒やされるというのは実は大きなポイント。

    【空港から中心部へのアクセス】◯

    メイン空港のスワンナプームはタクシー、電車、バスが揃っている(ドンムアン空港は鉄道、タクシー)。市内中心部まではスワンナプーム空港からが渋滞なしで45分ぐらい、ドンムアン空港からは30分ぐらい。渋滞時は倍ぐらいかかることもざら。

    【どんな気分に向いてる?】

    好き放題やりたい時!
    5つ星ホテルで寝坊して、朝食食べて、プールで泳いで、暑いうちはスパにこもって、涼しくなってきたら街歩きがてらデパート見て、おめかししてちょっといいレストラン行って、ルーフトップバーでカクテル飲んで、クラブっぽくなるバーに移動して夜更かしする。
    元気がある時はグルメもショッピングもバーもはしごできるし、元気がない時はワットポーに癒されてチャオプラヤ川沿いでぼーっとしてスパで解毒するコースへ。

    【なにを目的にする時に向いてる?】

    発散、解放。
    ストレスが溜まっている時って自分の自由にできないことが増えている時だと思うんです。
    時間もお金も体力も、心おきなく自分のしたいようにできる選択肢の種類と幅がめちゃくちゃ広いので、ストレス発散と欲望の爆発に向いてる街、それがバンコク。

    個人的に懐の深さはダントツNo.1!!!
    単純に私がタイフリークということを差し引いても、これだけバランスのとれた場所は広い世界でもそうないのでは!?!?と思う。
    ゆるーい国なので、なんでもできるし、観光客が世界一多い都市なので観光客にも慣れてるしで、タイ好きすぎて語りだすと止まらないので、タイの話はまた別途。

    【いつがベストシーズン?】

    雨が少なく幾分過ごしやすい乾季は11-2月頃。でも乾季でも昼間は汗だらだらになります。9-10月の雨季は突然のスコールにバンコク市内が洪水になることも。4-5月の暑季は本当にうだる暑さ。暑季という言葉が見事にあてはまる。


    ベトナム・ホーチミン(シティ)

    【グルメ】◎

    ベトナム料理は言うまでもなく、フランス料理もおいしく、フュージョンも楽しめる。コーヒーやパンもハイレベル。ヘルシーなのがうれしい。

    【ショッピング】◯

    雑貨がかわいい。かごバッグや刺繍やお弁当箱などしこたま買ってしまいがち。ローカルのショップや市場でこまごまと買い物するのは楽しい。一方ハイブランドのショップはまだほとんどない。

    【スパ】◯

    店舗数は多いものの、ラグジュアリーからローカルまでのバラエティとクオリティはバンコクの方が多彩。

    【物価】◎

    ごはんも雑貨もとってもリーズナブル。

    【人懐っこさ】×

    初めての東南アジアがベトナムだったのですが、主に市場やタクシーの愛想のなさと強気とに心折れました。。高級ホテルやレストランでもタイほどのあたたかさはないかな。

    【空港から中心部へのアクセス】△

    タクシーの一択。そもそも電車がまだ通っていない。料金は安いけれどぼったくりの心配が常にある。

    【どんな気分に向いてる?】

    ノスタルジックで特有の建築があってバイクがたくさん走っていて市場に活況で……というTHEアジアの喧騒を求める時はホーチミン!

    市場での交渉など自分もたくましくいないと旅を楽しめないから、思ったことを外に出し続けると自然とストレスが解消されるという点で、ストレス解消にも向いている。

    【なにを目的にする時に向いてる?】

    これほど西洋とアジアの融合が今も残っている街はほかにほとんどないのでは、と思うのと、フレンチとベトナミーズの塩梅が絶妙なので、建築とグルメ好きにはたまらない。

    個人的には、ベトナムは底抜けの明るさはなくて、どこか陰のある雰囲気を感じます。トラン・アン・ユンの映画、「夏至」「シクロ」「青いパパイヤの香り」の雰囲気が今も残っていて、社会主義特有の無愛想さや商魂のたくましさを随所に感じ、迎合しない強さが特徴というか。そこがすごく惹かれる所以かもしれない。媚びなさが清々しい。

    これは私の体験に由来するのでベトナム人全体がそうとはもちろん思っていないけれど、東南アジアデビューがタイでどうしてもタイが基準になっている身には、ベトナムは対比が鮮やかな国。

    疲れると、「マジェスティックのリバービューに泊まって雨の音を聞きながら本を読みたい」という気分に猛烈にかられます。

    【いつがベストシーズン?】

    11-4月が乾季、5-10月が雨季。ホーチミンは雨が似合う街なので、私は雨季も好き。

    ベトナム・ダナン(リゾート)

    【グルメ】◎

    ホーチミンとはまたちがう中部料理。中部3大名物があります。海辺なのでシーフードも。

    【ショッピング】×

    高級デパートの類はない。

    【スパ】○

    ホテルのスパがサービスもクオリティも安心。

    【物価】○

    リゾートのためベトナムのなかでは高い方だけれど、総じてリーズナブル。

    【人懐っこさ】×

    高級ホテルはもちろんサービスの質は高いものの、基本的には愛想がある方ではない。

    【空港から中心部へのアクセス】△

    公共交通機関なし、タクシーでも10分ほどで到着するリゾートも。

    【どんな気分に向いてる?】

    アジアのなかで直行便で行けるリゾートは実はダナンとセブ島とバリ島ぐらい。

    セブ島に比べてごはんがおいしくて、バリ島ほどリゾート開発されすぎていないという点でダナンは“手軽にリゾート”にマッチする場所。

    【なにを目的にする時に向いてる?】

    大規模な繁華街はないので、あくまでメインはビーチとホテルステイ。“さくっとリゾート”に向いているのがダナン。

    リゾートに飽きたら旧市街が世界遺産に認定されている小さな街・ホイアンにも1時間ぐらいで行ける。

    【いつがベストシーズン?】

    5-8月が海も楽しめる乾季。

    マレーシア・クアラルンプール(シティ)

    【グルメ】◯

    中華、マレー、ニョニャ(中華とマレーのフュージョン)、エスニックと、バリエーション豊富。ラクサ(ヌードル)、カヤトーストなど、特有のメニューも。

    【ショッピング】◯

    高級デパートもあるし巨大ショッピングセンターもあるし何でも揃う。

    【スパ】◯

    高級ブランドスパも街スパもピンからキリまで揃っているので、気分に合わせて選べる。

    【物価】△

    基本的な物価は安い。難点がイスラム教なのでアルコールが高めなこと。

    【人懐っこさ】◯

    とりたてて嫌な思いをしたこともないけど、特に感激した思いもないというのが個人的な感想。

    【空港から中心部へのアクセス】◯

    電車でアクセスできるので気楽。でも空港から中心部が意外と離れていて1時間弱かかる。

    【どんな気分に向いてる?】

    多民族国家なのでいろんな味やいろんな雰囲気を一度に味わえるのがクアラルンプールの特徴。気の向くままにテイストを味見したい時に。

    あとはラグジュアリーホテル体験ならクアラルンプールが最強!日本では1泊1室5万円以上するラグジュアリーホテル(マンダリン、シャングリラ、リッツなど)が1泊1室2万円弱で泊まれるので、旅好きの間ではホテル天国といわれている。

    【なにを目的にする時に向いてる?】

    たとえばパクチーがにがてでタイやベトナムを敬遠する人でも、マレーシアはグルメの選択肢が豊富。

    あとはおなじくLCCが飛んでいるバンコクと比べると旅費が安いので、思い立ってちょっと遠出感覚で行けるけど海外感が強いという観点ではクアラルンプールは強い。

    【いつがベストシーズン?】

    1年を通して常夏な気候なので、一応乾季・雨季という概念はあるようですがあまり変わらないそう。

    シンガポール(シティ)

    【グルメ】△

    チリクラブなどのメニューも、ホーカーズという屋台村も、シンガポールらしさは存在するものの、まわりの東南アジアの国と比べて「ここじゃないと」は薄い。

    【ショッピング】△

    高級デパートもあるし目抜き通りなんて東京みたいだけど、いかんせん物価が高い…。

    【スパ】△

    こちらも選択肢はあるけれど、いかんせん物価が…。

    【物価】×

    アジアとは思えぬ高価格。

    【人懐っこさ】△

    特に愛想やおもてなしを感じることはないけれど、英語が通じるのが便利。

    【空港から中心部へのアクセス】◯

    MRT、バス、タクシーが揃っていて、30分もあれば中心部という距離もうれしい。

    【どんな気分に向いてる?】

    東京のようなシティなので、安心できるシティ感はだんとつかもしれない。治安もよく清潔でインフラも整っているゆえ、日本に近い感覚で東南アジア感を味わえるのはシンガポールかな。

    【なにを目的にする時に向いてる?】

    マリーナベイサンズのプール?(このプールは最高。宿泊してでも行ってみる価値はある。)

    【いつがベストシーズン?】

    3-9月頃がいくぶん過ごしやすい時期。


    インドネシア・バリ島(リゾート)

    【グルメ】◯

    ナシゴレンやミーゴレンやガドガドサラダなどのインドネシア料理は辛くなくて日本人の口に合う。

    【ショッピング】◯

    主に雑貨やインテリア系やアート系を。

    【スパ】◯

    ピンキリだけど選べないぐらいに数も多い。

    【物価】◯

    リゾート地だけど日本人の物価の感覚からはいまだにまだまだ安い。

    【人懐っこさ】◯

    バリ島の人、観光客に飽き飽きしているかもしれないけどだいたいおだやかで人懐っこい。

    【空港から中心部へのアクセス】×

    タクシーで。

    【どんな気分に向いてる?】

    ひとくちにバリ島といっても、エリアによって雰囲気がぜんぜんちがう。

    高級リゾートが建ち並んでいる観光客専用のようなヌサドゥア、雑多なローカル感のあるクタ、むせるぐらいの緑がまぶしいウブドなど、予算やビーチ/森などの好みに応える度量の深さがある。

    直行できて日本人も多くてある程度観光客に慣れていてインフラも整っているリゾートだったら、バリ島かな。

    【なにを目的にする時に向いてる?】

    寺院や遺跡、棚田など、海以外の見どころも豊富。豊かな自然と歴史を感じられるので、ビーチだけではない多面的なリフレッシュを求める場合はバリが最適。バリ島に行く時は、まずなによりもホテルから旅をつくってほしい。ホテル自体、ホテルの場所によって、体験がまるで変わってくる。

    【いつがベストシーズン?】

    4-9月が乾季。日本の夏休みシーズンに乾季を迎えるので、夏休みは日本人が多い印象。

    ベトナム・ハノイ(シティ)

    【グルメ】◯

    ベトナムは日本同様南北に長い国なので、北部・中部・南部と食事の特色が異なる。ハノイに行ったらブンチャンをぜったいに食べてみてほしい!!甘いつけダレにつけて食べる麺なのですが、ベトナムでも北部以外ではほとんど見かけず、日本でもほぼ見たことがありません。くせになるおいしさ。

    【ショッピング】△

    ベトナムの商業都市はホーチミンということもあり、高級デパートやショッピングセンターはないに等しい。市場は健在。かごバッグや刺繍などは市場で買えます。北部には今も少数民族がいて、それぞれの民族の刺繍なども北部の方が種類も数も多い。

    【スパ】△

    高級ブランドスパはほぼないかも。

    【物価】○

    物価は安く、首都ながらホーチミンやダナンより割安感あり。

    【人懐っこさ】✕

    ホーチミンやダナンよりさらにシャイな印象。

    【空港から中心部へのアクセス】◯

    タクシーで。

    【どんな気分に向いてる?】

    観光地で観光ではなくローカルな暮らしを感じたいなーというシティガールの願望に。

    【なにを目的にする時に向いてる?】

    観光地化しすぎていない場所で、あまり通じない英語でやりとりをして、昔ながらの商店街や市場に懐かしさを感じ、湖のほとりで地元民に混ざってぼーっとする、みたいな旅がしたい時にハノイはぴったり。

    【いつがベストシーズン?】

    10-4月が乾季ですが、10-11月と3-4月が過ごしやすい。というのもハノイは意外と寒さが厳しく、12-2月は日本の10月頃の肌寒い時期。


    フィリピン・セブ島(リゾート)

    【グルメ】×

    肉肉肉!な印象だった。

    【ショッピング】×

    特にセブでなくては、という物はなかったかな。

    【スパ】△

    高級ブランドスパも街スパもあるものの、カジュアルなスパですら送迎とボディガードを備えているので、気楽に行くという気分になかなかなれず。。

    【物価】△

    安いのですが、クオリティもそこそこ感。

    【人懐っこさ】△

    特に感じず。

    【空港から中心部へのアクセス】×

    安心できる送迎必須。

    【どんな気分に向いてる?】

    20年ぐらい前のアジアのリアルさを感じてみたい時。

    【なにを目的にする時に向いてる?】

    アジアのビーチリゾートの先駆け的存在ではあるものの、正直なところセブ島をわざわざ選ぶ理由は思いつかないのです。。

    【いつがベストシーズン?】

    1-4月が乾季。

    その他

    プノンペン(カンボジア)、ヤンゴン(ミャンマー)、マニラ(フィリピン)、ジャカルタ(インドネシア)には日本から直行便が就航しています。


    さくっと行ける都市、選び放題

    シティもビーチも、寺院めぐりもショッピングも、観光もホテルステイも、どんな楽しみ方も選べるのが東南アジア。

    8都市の概要をざっくり書いたのでもっともっとそれぞれに書きたいことはあるのですが、それはいつか都市ごとのまとめにて。

  • はじめての海外ひとり旅なら

    はじめての海外ひとり旅なら

    「海外ひとり旅ならどこですか?」

    平均で年に8回旅をしていると、会社でも「次はどこに行くんですか?」としょっちゅう聞かれます。

    つい先日、後輩の女の子に「はじめてのひとり旅で海外に行きたいんですけど、どこがおすすめですか?」と質問されました。

    その時話したことを残しておこうと思います。

     

    初めての海外ひとり旅にあたって

    はじめてのひとり旅の旅先を挙げるにあたり、前提が2つ。

    ①海外自体は何度も行ったことがある
    ②旅行で意思疎通ができるぐらいの英語力はある

    ①については、海外に行ったことがなく初めての海外で初めてのひとり旅はハードルが高いと思います(英語が堪能な人を除く)。海外旅行もひとり旅も両方が初めてだと、リスクも倍になる気がする。ひとり旅の経験がなくても海外へ行った経験があれば、治安やインフラやコミュニケーションスタイルが日本とはちがうこと、日本ではない場所へおじゃまするということが体験としてわかっていると思うので、ひとり旅が初めてでも海外への心構えがある分楽しめるはず。

    そして②の英語力。たとえアジアでも非英語圏でも、日本語はほとんど通じなくても英語ならなんとか意思疎通ができたりします。空港では会話はほとんど必要ないものの案内や地図の読み取り、ホテルでのチェックインとチェックアウト、レストランやカフェでの注文、道順やトイレの場所の質問ぐらいはできた方が自分が楽です。

    ①と②を満たしている人向けの、はじめての海外ひとり旅を考えました。

     

    さて行き先をどう決める?

    基本的な考えとしては、「行きたいところが行くべきところ!」だと思っています。それがフランス語圏であろうと、スペイン語圏であろうと、アラビア語圏であろうと、行きたい気持ちが困難を吹き飛ばしてくれるものなので、貫くべき。

    どこがいいのかなあと行き先に迷う時、ひとり旅が選択肢に挙がる時は、「本当はだれかと行きたいけど休みが合わない」が理由のひとつかなと思います。(「ここに行きたい!行く人がいない!」というパターンもあると思いますが、行きたい場所がある人は止められても行くのでここでは割愛)

    そういう“海外に行きたくて、でも一緒に行く人がいなくて、でもそれでも行きたい”という状況の海外ひとり旅デビューの行き先について、まとめていきます。

     

    これだけは譲らないポイント

    まずひとり旅デビューで最も譲らないでほしいポイントは、【直行便】。

    乗り継ぎは単純に乗り継ぎ地での時間が最低でも50分は発生するし、ロストバゲージのリスクが直行便と比べて格段に上がるし、最初の便が遅れた時の対応や次の便のキャンセルなど不可抗力のトラブルの可能性もあるしで、負担が大きいです。

    はじめてのひとり旅であれば、直行便で行ける場所のなかから選ぶ、ぐらいの気持ちでよいかなと思います。

    【直行便】をおさえたうえで、女子のひとり旅の旅先選びの基準にすべきポイントは5つ。

     

    ① リゾートよりシティ

    リゾートにひとりは、のんびりしたいと思っていてもかなり孤独っぷりが強いです。周りはカップルか家族連れか友人かグループなので、ナチュラルにテンションが高い状態。そんななかでひとりで過ごすのは、どんなに好きでひとり旅をしていてもちょっと寂しい……。まわりの雰囲気があまり気にならないタイプでも、何度かリゾートひとり滞在にチャレンジしましたがひとり感とすることがない感が強かった思い出。

     

    ② 治安:夜もひとりで歩けるか?

    いろいろな観点がありますが、私が目安にしているのは「日没後でもひとりで街を歩けるか」。繁華街があり、夜の店じまいが早すぎず、現地でも女性がひとりで行動する慣習がある街が心理的に安心。

     

    ③ 公共交通機関:電車で移動できるか?

    電車で移動できることが個人的なベストです。あらかじめ路線と停車駅が明確、乗車前に切符を機械で購入できる、時間の目処がつきやすい、乗り過ごしたり間違えたりしても簡単にもとの場所に戻れるなど、電車は最高の移動機関。

    バスもスポットからスポットへダイレクトに移動できて使い方によっては便利ですが、事前にルートがわかりづらく停留所の度に「ここかな?」とハラハラするので落ち着いて乗っていられない(かつ英語が通じる運転手さんがほとんどいない)のと、渋滞や事故の可能性があるのとで、電車の方が確実でおすすめ。

     

    ④ ひとりごはん文化:ひとりで気軽に食べられる風土

    ひとりで気軽にごはんを食べられる風土かどうか、これは一見地味ですが極めて重要。旅人がひとりで食事していても好奇の眼差しを向けられないオープンなカルチャーの方が、断然旅しやすいです。

     

    ⑤ 愛想がよい:愛想がない国だと心折れがち

    これは完全に文化に依拠するのですが、穏やかで笑顔がある国の旅のしやすさったら。日本のサービス業は時に過剰すぎるけれど世界的にも類を見ない最高レベルなので、おなじようなレベルの期待はぜったいに持ってはいけないのですが、おなじような礼儀正しさもしくは“人なつっこさ”がある国はそれだけで何倍も旅しやすいです。

     

    それで結局どこがおすすめか?

    ①から⑥を全部満たす場所はというと、私が行ったところのある場所のなかでは台湾、香港、バンコク、クアラルンプール、シンガポール。

    ※ソウルはひとりごはん文化がない(格段に増えてきてはいます!)、ベトナムと中国は言葉と愛想が初めてのひとり旅にはなかなかに厳しいので除きました
    ※オーストラリアは行ったことがないので割愛

    ロンドン、パリ、ニューヨーク、サンフランシスコあたりも条件は満たしますが、移動時間が長く、到着する頃に疲れがどっと出やすいんですよね、ひとりならなおのこと。海外ひとり旅に慣れるという点でも、まずは行きやすい近場で1都市をおすすめします。

    「海外ひとり旅デビューにおすすめの街」を挙げるにあたり、どの都市もぜんぶちがってぜんぶ良い、というのが本心。

    なので、都市としての機能や優劣の話ではなく、あくまで「女子がひとりで初めて海外旅行をするならば、総合的に見てどこが向いているか」を個人的な体験からまとめていきます。

    特に定まった目的はなく、「観光しておいしいもの食べてちょっとお買い物やスパも楽しんでそこそこのホテルでのんびりしたいな」という思いに応えるものと想定しました。

    ※わかりやすく比較するために、上記の5つの項目を各10点満点、合計50点満点で表します

     

    1位:バンコク 49点

    純粋に私がタイマニアという点を除いても、バンコクはなにもかもがひとり旅にうってつけすぎます!長くなるのでタイについては別記事(街図鑑「バンコク_すべてが98点シティ」)でまとめますが、とにかくすべてが満点に近い街。

    観光もショッピングもスパもルーフトップバーもホテルステイも夜遊びも、すべてが揃って飽きないのに物価が安いので、天国かと錯覚します。

     

    シティ度:10点

    シティもシティ、大都会、デパートからマーケット、ホテルスパから街のマッサージ屋、高級レストランから屋台まで幅が広い広い。

    治安:9点

    夜遊びも楽しい街、バスや電車が走っている時間までは大通りや観光地では治安は気にしなくて大丈夫。

    公共交通機関:10点

    BTS(高架鉄道)とMRT(地下鉄)で主要エリアはだいたい行ける。ワットポーなどの寺院エリアへは船でアクセスできるのもエンタメ性があってバンコクならでは!

    ひとりごはん文化:10点

    家で料理する文化がなくひとりで屋台やレストランで食べてもだれも気にしない、多様性すごい。百貨店やショッピングモールにはだいたいフードコートがあるので、ひとりごはんが圧倒的にしやすい。

    愛想がよい:10点

    微笑みの国の愛称は本当。観光客慣れしているし自然な笑顔なのでほっとする。

      

    2位:台北 48点

    台北はわずか4時間と気軽にふらっと行けるのがすばらしい。漢字圏なのでなんとなく理解できるのも旅しやすい理由のひとつ。台北はグルメ目的が楽しい気がします。

     

    シティ度:9点

    東京と変わらない都会具合。百貨店も高級ブティックもタワーもあるけれど、街全体がどこかのどかというか下町っぽさが残っているのが台北ならでは。

    治安:10点

    治安はかなり良いと思う。街灯がなくて暗い路地は結構あるけれど、中心部などは問題なし。

    公共交通機関:10点

    電車もあるし、タクシーもあまりぼったくられるとは聞かない。バンコクより高い満点にしたのは、至る所にレンタサイクルが設置されているから。自転車の使い勝手が良すぎて、ちょっとした移動は自転車が楽しい。

    ひとりごはん文化:10点

    朝食専門店がある台北、ひとりで食べている人もたくさん。飲茶や中華はひとりだとちょっと寂しいものの、ひとりでもぜんぜん余裕です。

    愛想がよい:9点

    日本人に優しい人が多いのは本当。老若男女、基本的にあたたかかった。

      

    3位:香港 45点

    香港は、こんなに小さい街がよくぞこんなにも発展なさったな……!という感嘆の気持ちになります。バンコクと近く、シティの要素は完璧に備えていて、かつ英語の通じやすさはシンガポールを除くとアジア随一では。

     

    シティ度:10点

    夜景に象徴されるように都会っぷりはすごい。高層ビルも高級ホテルも高級レストランも揃っているし、女人街のような下町も残っているし、ある意味でアンバランスなところが魅力。

    治安:9点

    ひとりで歩くのにまったく問題がない。こんなにも安心して歩ける街もめずらしいのではと思う。

    公共交通機関:10点

    香港は乗り物が多彩で、街ごとアミューズメントパーク風。地下鉄、オープントップバス、トラム、スターフェリーと、どれも正しく交通機関ながらどれも等しく乗っていて楽しい。

    ひとりごはん文化:9点

    選択肢も多く食には困らない。ただ高級レストラン系が雰囲気的にひとりだとちょっと行きづらいかも。文化的に大勢でワイワイするのが好きなので、ぽつんとしてしまう。

    愛想がよい:7点

    ホテルはべつとして、店員さんにあまり愛想は期待しない方がよい。

      

    4位:シンガポール 42点

    シンガポール、東京と似た雰囲気を感じます。清潔で安全で、安心して歩き回れる。ただちょっと面白みに欠けるというか、きれいすぎて抜け感がないというか、数多の国からシンガポールを選ぶに値する突き抜け感は弱いかなあという印象。

     

    シティ度:9点

    都会も都会。都会でしかないといってもよいぐらい。セントーサ島もあるけれど、どこまでいっても都会感。

    治安:10点

    治安のよさがアピールになるほどに安全といわれています。

    公共交通機関:8点

    もちろん電車はありある程度は活用できるものの、駅から徒歩10分などが多くてかゆいところに手が届ききっていないイメージ。

    ひとりごはん文化:8点

    ホーカーズ(屋台村)が充実していて、いろんな味を楽しむことができる。

    愛想がよい:7点

    愛想という点で特筆するなにかを感じたことはないかもしれない……英語でストレスなく意思疎通ができるという点で愛想という概念を考慮しなかったからかも。

      

    5位:クアラルンプール 40点

    直行便で行ける都市。ロングステイ財団によるロングステイ先人気ランキングで13年連続1位に輝くほど、暮らす場所としての人気が高い。さまざまな点でバランスが良い街。

     

    シティ度:8点

    バンコク贔屓という私の好みもあるのですが、バンコクと比べるとショッピングやスパの種類やクオリティはちょっと下がるかなという印象。でもバンコクよりも魅力な点がひとつあって、ラグジュアリーホテルが世界一安い。マンダリンやリッツ、シャングリラなど、日本の半額以下で泊まれます。

    治安:8点

    高級ホテル付近、巨大ショッピングセンター、繁華街は、ひとりで歩いていても全く問題なし。夕方以降は街灯が少なく暗い道は避けて、大通りメインで歩きたい。

    公共交通機関:8点

    おおよその観光地は電車で行けます。

    ひとりごはん文化:8点

    ショッピングセンターにはフードコートもあるし、カフェにひとりで入っても中華料理にひとりで入っても違和感なし。ただイスラム教ゆえお酒が高く、バンコクと比べるとその自由度は低いかなと感じる。

    愛想がよい:8点

    特に愛想がよいともわるいとも、というのが正直な感想。

      

    結論、バンコクに1票

    ということで個人的なおすすめはバンコク!に尽きますが、目的によって上記以外が基準になることもあるし、街との相性もあります。

    ひと通り行ってみて好きな国を見つけたらリピートするというのがいちばん満足度が高くなるので、まずはピンときた場所に行ってみてひとり旅に慣れてみるのがよいかなと思います。